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小笠原流装束の着付け鑑賞会@井筒安

15/09/08

 


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京都の旅宿井筒安様にて、小笠原流装束の着付け鑑賞会に参加させて頂きました。

 

今回は流鏑馬をモチーフに描かれている、画家中沢梓さんも一緒でした。

中沢さんの作品の中でも特に異彩を放つ流鏑馬は、画面から厳かな印象を受けます。

流鏑馬

流鏑馬部分

騎馬部分

ご自身も弓道有段者で、各地へ赴き流鏑馬の取材を重ね、馬を描くにあたっては馬舎に勤めるなど、

徹底した実感を伴う観察をされており、一枚の絵にかけている思いが労力と根気からも伺えます。

モチーフである流鏑馬に宿る威厳が作品を通して伝わってきます。

 

小笠原流装束着付け鑑賞会では、中沢さんの「長年の謎が解けた」という言葉通りに、

小笠原流の方々に普段見ることのできない内部を細部まで解説して頂きました。

装束や道具の持つtraditionalな魅力もさることながら、

とても機能的で尚且つお洒落でした。

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井筒安様の門外不出の美術品、伊藤若冲の掛軸や狩野常信の六曲一双屏風を眼前に食事をしながら、

小笠原流の方々との交流の機会を賜わりました。

美術館ではガラス越しに見る作品が季節の花と生き生きと設えられていて、

神事に携わる方々が風の如く自然に悠然と隣にいる。

そして松花堂弁当はめちゃウマいと至福のひとときを過ごしました。

 

とても勉強になることばかり…

私には勿体無い時間を過ごさせて頂きました。

制作のヒントがたくさんあったので、いかせるといいな。

 

 

小笠原流の皆様、旅宿井筒安様、誠にありがとうございました。

 

 

岡村智晴